中途採用 社員インタビュー
中途採用 社員インタビュー
わからないことを
素直に聞ける環境をつくる。

わからないことを
素直にきける環境を
つくる。
PROFILE
北海道出身。販売・美容部員を経験し、2019年サイリス札幌支店入社。未経験から営業事務に従事し、2022年主任に昇格。
「そこに『ありがとう』があるから」に触れて。
──前職はどんなお仕事をしていましたか?
前職では、美容部員として百貨店の化粧品の販売をしていました。接客やお肌の診断ですとか。お客様の悩みを聞いて、その方にあった商品の提案やアドバイスをしていました。
──サイリスとは業種や仕事内容が全く異なりますが、なぜ応募しようと思ったのですか?
一番の決め手は、ホームページにある社長の笑顔と、「ありがとう」を大切にする姿勢ですね。それが会社の理念として重要視されていることに感動しました。お客様、協力会社、そして社内のスタッフに対する姿勢が素晴らしいと思い、どんな仕事でも、この社長の元でなら良い仕事ができるだろう。きっといい会社だと感じました。また、フレンドリーな面接だったことも印象的でした。
──どんな面接でしたか?
面接では1時間半ほど、私についてたくさん質問がありました。「これができるんだったら、うちのこのメニューもできるよね」といった感じで、入社後の仕事を具体的にイメージできるような話で、本当に人を大切にしている会社なのだろうと感じました。
──入社後のお仕事は?
大きく分けて3つあります。
1つ目は、定期的な清掃業務の運営です。北海道エリアの店舗様の、清掃の日程調整や仕上がりの確認、請求や支払いの処理など多岐にわたるものです。
2つ目は、廃棄物の回収管理です。回収会社の選定や契約書作成、現調の手配や、お見積の作成などをしています。
3つ目は、支店の運営業務全体の取りまとめを担当しています。進捗や発生した課題の解決などを共有して対応しています。

困難な時は、絶対に手を差し伸べる社風。
──札幌支店と本社が連携することもあるのでしょうか?
はい。入社後1年が経過した時の話になります。札幌支店では当時営業3名、営業事務3名で構成されていたのですが、私を除く営業事務の2名が退職することになり、新しく採用したメンバーを教育しながら、すべての業務を進めなければならないということがありました。
──それは複雑ですね。
そうですね、まず退職する2名が担当していた業務を一旦私が引き取り、仕事のやり方を整理して、新しいメンバーに任せてどう指導していくかを考えました。
──1年目に3人分の仕事をやりながら教えるというのは、かなりのピンチ状態ですね
ただ、ありがたかったのは、その時に本社の人がサポートに来てくれていたことです。札幌支店は、私が入社するまでは支店独自のやり方が長く流用されていたのですが、東京本社の人がサポートで来てくれたことで、業務改善や効率化の提案ができるチャンスが生まれました。すごく良い経験になりました。
──人を大事に、孤独にさせない風土があるのですね。
そうですね、基本的にみんな、誰かのために何か尽くしてくれます。ただ、「報告・連絡・相談」がちゃんとあってのことです。これがきちんとできていないと、託したままになってしまい、助けようもないので。しっかり「報告・連絡・相談」があれば、絶対に手を差し伸べてくれる雰囲気があります。
札幌支店にも役員が3ヶ月に1回は訪れて、進捗状況を聞く機会を持ってくれています。社長や役員が、支店や社員が課題をなるべく抱え込まないように、コミュニケーションの機会をとってくれていると感じます。

未経験者に寄り添う声かけ:OJTでの工夫。
──札幌支店での育成への取り組みについて教えてください。
応用ができるように、仕事の全体像を伝えるようにしています。
「これやってね」だけだと、次に何をやっていいのかわからないと思うので、指示待ちになっちゃうと思うんです。「この業務は、こういうことがゴールだから、こういうことに注意して、お願いしますね」みたいに、仕事の先にある大きな目的まで伝えます。すると「ここまではできたんですが、ここがわからないです」というように、質問のし方が変わってくる。OJTの指導はその場限りで終わらないことを意識しています。あとは定期的に声をかけますね。
入社したてで、しかも先輩社員、上司に自分から話しかけるのってなかなか勇気が要りますし、新しい会社の環境も慣れていないと思うので、こまめに声をかけます。「わからないところある?」などと話しかけて、気軽に話せる、質問できる雰囲気をつくっています。
──質問しやすい雰囲気づくりって大切ですよね。
サイリス全体でのコンプライアンス研修など、社内の意識を変えるような活動があり、「ストレスとは、こういうことで発生する」。では、そうならないためには何をするべきか。
私の支店では、半期ごとに業務の棚卸しを女性事務のメンバーでやっています。例えば、実際やってみて量が多かった場合は誰かに振れるのか、やり方を変えればクリアできるかを確認します。
札幌支店では残業ゼロを目指してるんです。だからうちの支店は、女性の3人平均残業時間が2時間台です。新しく業務が増える=労働時間が増える、ではなく、増えた業務を就業時間内にどう組み込むか?徹底的に仕事のやり方や効率を考えます。そういった効率化を意識した仕事は個々の成長にも繋がっていますね。

お互いの仕事の良い部分をほめ合い、成長し合う。
──コミュニケーションを取る上での工夫などありますか?
運営メンバーでは、1人に対して2人が、「こういうところがすごいと思う!」とか、「私もそうしたい!」と言うような、相手の良いところを直接、話し合うんです。お互いにほめ合うというか(笑)最終的にメンバーの2人に、私のやり方に対して「もっと効率的な方法がありますよ」と言えるようになってもらうのが最終目標なんです。
うちの会社は、自分からやりたいことを発信できる人に、すごくやりがいがあると思うんです。例えば、やる気があって自分で「こういうことをやりたいです」と手を挙げれば仕事をもらえるような会社です。
私の場合、全社を横断した品質管理のチーム「JOY’S(ジョイズ・喜び)」の札幌支店のメンバーもやっています。月に1回から2回、全国のサイリスで顔を合わせたり、年に1回の懇親会で、各拠点の人と実際顔を合わせていると、業務でわからないことあってもすぐに電話をかけてやり方を聞いたりと、コミュニケーションが取りやすくなりました。
